「言った言わない」とsay と tell
「言った・言わない」って話、仕事上よく出ませんか? なにか行き違いが生じたとき、片方は言ったつもりだから「言った」というけど、言われたはずの方の人は「言われてない」と言い張る。これを「言った・言わない」と言います。で、「言う」ってどういうことでしょう。
英和辞典で、say を調べると、「言う、述べる、口に出す」。人が言うだけじゃなくて「書いてある」という訳語に相当します。
じゃあ、tellを調べてみると、「話す、語る、言う / 表す、物語る、示す / 命じる」などという訳語が並びます。私の記憶では、中学のときに「告げる」という訳語を教わりました。 tell もsay同様、モノやコトも主語となって、何かを「伝える」という意味で使われます。
say と tell は、語法が異なりますが、その面での比較は置いといて、ここでは意味するところの違いを考えることにします。 sayは「口から発する」というところに主眼が置かれていて、一方、tell は「伝達する」ところに主眼が置かれています。 それで中学のときに say の訳語を「言う」、tell の訳語を「告げる」と習った意味が理解できます。
このsayとtellの区別も、「結果重視の英語」の考えに通じると思っています。「言った」という事実と、「伝えた」ということの区別をしているんだなあと。
「結果重視の英語 過程重視の日本語 (1)、(2)」
https://jebridge.seesaa.net/article/201201article_5.html
https://jebridge.seesaa.net/article/201201article_13.html
****
こういう、「言った・言わない」事件の際、「じゃあ、この件はコミュニケーションの問題だったってことで」とまあるく収めます。 この communication ってどういう意味でしょうか。com は、語源を語ると何度も出てきますが「共に」です。 そのあとのmon は 「役立つ」。 comm+monで「共通の」ってことで、communicationで「共有すること」です。「役立つ」の雰囲気を加えると「役立つことを共有すること」ってことです。 単に「声で発する」とか「書で示す」などの伝達の手段というより、語源に遡ると「共有する」という「結果重視」の言葉だということがわかります。
会社で使う英語の中では、日本語的には「連絡する」という感じのセンスでcommunicateという動詞が使われます。
Longmanの例文だと : The decision was communicated to our staff.
意外と使える動詞です。
すずきひろし
英和辞典で、say を調べると、「言う、述べる、口に出す」。人が言うだけじゃなくて「書いてある」という訳語に相当します。
じゃあ、tellを調べてみると、「話す、語る、言う / 表す、物語る、示す / 命じる」などという訳語が並びます。私の記憶では、中学のときに「告げる」という訳語を教わりました。 tell もsay同様、モノやコトも主語となって、何かを「伝える」という意味で使われます。
say と tell は、語法が異なりますが、その面での比較は置いといて、ここでは意味するところの違いを考えることにします。 sayは「口から発する」というところに主眼が置かれていて、一方、tell は「伝達する」ところに主眼が置かれています。 それで中学のときに say の訳語を「言う」、tell の訳語を「告げる」と習った意味が理解できます。
このsayとtellの区別も、「結果重視の英語」の考えに通じると思っています。「言った」という事実と、「伝えた」ということの区別をしているんだなあと。
「結果重視の英語 過程重視の日本語 (1)、(2)」
https://jebridge.seesaa.net/article/201201article_5.html
https://jebridge.seesaa.net/article/201201article_13.html
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こういう、「言った・言わない」事件の際、「じゃあ、この件はコミュニケーションの問題だったってことで」とまあるく収めます。 この communication ってどういう意味でしょうか。com は、語源を語ると何度も出てきますが「共に」です。 そのあとのmon は 「役立つ」。 comm+monで「共通の」ってことで、communicationで「共有すること」です。「役立つ」の雰囲気を加えると「役立つことを共有すること」ってことです。 単に「声で発する」とか「書で示す」などの伝達の手段というより、語源に遡ると「共有する」という「結果重視」の言葉だということがわかります。
会社で使う英語の中では、日本語的には「連絡する」という感じのセンスでcommunicateという動詞が使われます。
Longmanの例文だと : The decision was communicated to our staff.
意外と使える動詞です。
すずきひろし
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